U氏の在り方
- makuo0086
- 2017年4月20日
- 読了時間: 2分

入門当初から、先輩であるU氏の背中を見てきました。 ずっと年上ですがブルースリーが好きなところなど、お互いに親しみを持つ点もあり気安くさせていただいております。 とても稽古熱心で、その熱心さは「自分は人の倍以上やらないと覚えられない」ということからで、実際人の何倍も稽古されています。
彼は小田原合気道クラブの少年部の赤帯クラスと、中学生部の指導を受け持っているのですが、とても子どもの扱いが上手で、ダラつかせずも楽しく、集中を切らせません。 私などが飛び入りで少年部を手伝おうものなら、あっという間に崩壊。 さっきまでのキリッとした態度からゆるゆるのお遊びモードに豹変です。
10人のならず者を束ねなおすのはもう絶望的! 終了後の疲労感ったらありませんでした。 でもU氏が一声かければ、好奇心に満ちた瞳、規律のとれた「小さな弟子たち」となるのですから不思議です。 子どもたちとの間にきちんと信頼関係を築いていらっしゃるのだなぁとつくづく思いました。
いつも前向きで真摯に取り組んでいる姿を見て、子どもたちも尊敬しているのでしょう。 真面目、一途さというものは時に受け入れられず批判される事もままあると思いますが、「意に介さず」自ら立てた目標に向かって邁進していらっしゃる。 意に介さず、邁進… 何かを突き詰めようとする人にとって大切な在り方のひとつだと私は感じます。 そんな在り方のU氏を、私は尊敬しています。
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